社外で行った講演や、冊子で発表したレポート、参加イベント等の報告です。
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2010/02/04 展示会参加〈(有)大森商店50周年記念展示会〉
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日時:2010年2月3日
会場:ホテル日航豊橋ホリデーホール
主催:(有)大森商店
(有)大森商店様は今年で創業116年、設立50周年という節目を迎えた。その記念式典として2月3日にホテル日航豊橋にて展示会が開催された。新社長の就任式もあるとのことであり、弊社もお祝い致したく参加させて頂いた。
参加企業は弊社以外に、ハウス食品(株)、キリンビール(株)、日清オイリオグループ(株)、キッコーマン(株)、カゴメ(株)、(株)ミツカン、(株)ニチレイフーズ、伊那食品工業(株)、東海澱粉(株)、大塚食品(株)、キリン協和フーズ(株)、尾張製粉(株)等、約40社が集まった。
新社長の就任式では、新社長が「夢と目標を持つ」との企業理念を上げ、「豊橋なら大森商店」と言われるようにするとの決意を述べていた。20代ながら、全責任を背負う気概とやる気が感じられ、聴講する方々を魅了させていた。
様々な業種の企業が展示する中で、弊社はカット寒天の新規使用方法を提案させて頂いた。提案内容としては「カット寒天の惣菜への応用」であり、今回は「中華スープにカット寒天を入れたフカヒレ風中華スープ」の試食会をさせて頂いた。
カット寒天はアンニン豆腐やコーヒーゼリーを美味しく作ることは知られていても、スープやサラダとして美味しく食べられることはあまり知られていない。更に、当展示会の主な来訪者が、中華料理店や老健施設給食、病院、居酒屋、コンビニ等の関係者であった為、本展示会は非常に良い機会であった。
来訪して頂いた方からは、このような使い方に驚いている方も多く、美味しく、手軽に食物繊維を摂取できるということで上々の評判であった。
今後もこういった展示会でカット寒天の使用方法を紹介していき、皆様に知っていただけたら幸いである。
(報告/研究室長 森田尚宏)
《糸寒天のフカヒレ風スープ(4人分)》
<材料>
カット寒天 6g
干し貝柱 大2ヶ〜3ヶ(小6ヶ)
水溶き片栗粉 大さじ1弱
ごま油 小さじ1/3
卵 1ヶ
A 酒:大さじ1、スープ:700cc、塩:小さじ1/2〜2/3、薄口醤油:大さじ1弱、こしょう:少々、うまみ調味料:少々
<作り方>
(1)糸寒天を水に10分程度戻して水切りをする。
(2)干し貝柱は50ccの水につけて戻しておく。
(3)鍋にAの材料と干し貝柱、だし汁をいれ、沸騰させて味を調える。
(4)水溶き片栗粉を入れ、とろみをつけ、ごま油、溶き卵を入れる。
(5)器にカット寒天をいれ、熱々のスープを入れる。
※カニ缶を入れると味にコクが一層出ます。 |
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好評なフカヒレ風スープ
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2010/02/10 「日本テレビ・スッキリ」で放映されました!
先日、日本テレビ・スッキリにて弊社の寒天製造現場と寒天が放映されました。
寒天の製造方法を分かりやすく放映していただき、より皆様に理解していただけたかと思います。
放映日時:2月10日 10時15分〜
写真提供:研究室長 森田尚宏
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2010/05/21 第55回岐阜県寒天展示品評会参加
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例年、この時期に岐阜県山岡町で天然糸寒天の品評会が開催される。この品評会は国の農林水産祭の行事の一環として開催されるものである。今年は5月21日に開催され、製造業者や流通問屋以外に、恵那市長や県議会議員等の行政の方々も出席された。
来賓からは、地域ブランドに認定された山岡の糸寒天は全国的な特産品であり、是非ともこれから発展させていって欲しいとの激励を頂いた。寒天は料理の主役から脇役まで幅広く使用でき、新たな開拓も目指しほしいとのコメントは、寒天産業に従事する方々に大いに勇気づけた。
出品された糸寒天は全部で100点。今年は製造日数が少なく減産となったが、出品された寒天はいずれも上品であった。その中から、ゼリー強度や粘度、融点、灰分、色沢、形状等で評価を受け、優秀賞4点と優良賞4点が表彰された。弊社工場のマルナカ寒天工場(代表:西尾明美)の製品は全国漁業協同組合連合会長賞を頂いた。
懇親会では若い後継者とざっくばらんに情報交換をした。これまで御年配の方が多かった業界で、こういった後継者が育ってきている状況は非常に貴重であり、喜ばしい限りである。岐阜県寒天研究室も飲む寒天を開発し(ゼリー強度280gcの糸寒天を利用)、このような新たな風が寒天産業に吹き込み始めたことを感じた。
(報告/研究室長 森田尚宏)
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全国漁業協同組合連合会長賞
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2010/07/07 日本食糧新聞
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日本食糧新聞に掲載されました。
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