1 絞り
前日に炊かれた天草を濾布により絞り出し、抽出液のみにする。
抽出液のみになった生天はフネというプラスチックの箱に分配され、一日かけて凝固させる。
AM7:30頃
2 生天−切り出し
フネで凝固した生天のままでは、大きすぎて天突器(巨大トコロテンにする為の器具)で押し出せない。この為、生天をマンガ(右側の人が引いている器具)により切り出す。
AM6:00頃
3 生天−棚場に運搬
マンガで切り出された生天を棚場に運ぶ。重いので慎重を要する。
AM7:00頃
4 天突き
切り出された生天を天突器で押し出す。
二人ひと組で呼吸をあわせて実施する。「天突き」のことを「筒引き」ともいう。天突器は天筒とも呼び、これを引き込んで生天を押し出すことから「筒引き」と呼ばれるのである。
AM8:30頃
5 生天たたき
押し出された生天を乾燥させやすくする為、平たくする。均等にしなければ、均等に冷凍しない。製品状態に直結する為、かなり難しい。
AM8:45頃
6 生天をカガミへ
乾燥がかなり進んでくると、より乾燥させやすくする為にカガミ(凍てが抜けた後、簀を斜めにして日光を当たりやすくし、乾燥させること)にする。
AM7:30頃
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