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社長海だより 平成13年(2001)
01 2001/04/21 神島
02 2001/04/30 岩吉、久吉、音吉三吉頌徳碑
03 2001/05/20 愛知県知多半島、美浜町富具崎港の堤防上
04 2001/06/27 伊豆半島東伊豆町稲取の海防の松
05 2001/07/10 瀬戸内海松山沖の日の出
06 2001/08/06 鳴門海峡大橋からの渦潮
07 2001/08/12 知多湾を南下のLPGタンカー
08 2001/09/02 ハゼ釣り
09 2001/09/16 ハゼ釣り2
10 2001/09/30 グアムタモンビーチ
11 2001/10/15 伊良湖水道
12 2001/12/08 樫野崎灯台
13 2002/01/20 大寒の駿河湾
14 2002/01/28 新しいリンク先、成山堂書店

01 2001/04/21 神島 午後5時

 伊勢湾の入り口、伊良湖水道にある神島である。周囲4km島の最高点は灯明山170.9mで、鳥羽側からみるとほぼ正三角形をしている。
 写真は島の西から北側を通過する方角で撮っている。集落は写真の左側、島では北岸の急斜面に密集している。
 元旦未明に行われる「ゲーター祭り」は奇祭として有名である。元日の日の出直前に、グミの枝を束ねた大きな輪を男性何人かで竹で刺し持ち上げ落とすというものである。
 また、三島由紀夫の「潮騒」の舞台、歌島としても有名である。
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02 2001/04/30 岩吉、久吉、音吉三吉頌徳碑

 知多半島の西海岸小野浦の海岸沿いに三吉(岩吉、久吉、音吉)の頌徳碑がある。碑には上、右より、岩吉、久吉、音吉三吉頌徳碑と刻まれている。
 天保年間(1832)近くの小野浦の港から江戸へ出帆したが、途中遠州灘沖でしけに会い遭難する。その後1年以上漂流してアメリカ西海岸へ漂着する。そして幾多の辛苦に会いながらもロンドン、マカオに到達、アメリカ船「モリソン号」に乗船、帰朝を果たそうとするが、当時幕府から出ていた外国船打ち払い令により上陸できず、最期マカオにて死す。
 その間に日本最初となる聖書の日本語訳に携わる。三浦綾子の小説「海嶺」はこの音吉たちの漂流を題材として書かれている。
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03 2001/05/20 愛知県知多半島、美浜町富具崎港の堤防上

 午後4時。潮時も大潮でよく、天気も快晴、気温も25度ほどになってアウトドア派には格好の日曜日である。愛知県は知多半島の富具崎港の堤防には家族連れがつりを楽しんでいた。携帯コンロなど堤防上に持ち込み、釣れたてを即いただこうという魂胆のようであるが、なかなか釣果のほうはいまいちのところである。
 1時間ほど眺めてはいたが、投げでキス、堤防のヘチではアイナメ、メバルといったところがぼつぼつ、いずれも10cmほどがあがっていた。
 また、右の写真のように「アナアオサ、オニアオサ」がよくかかってあがっていた。ちょうど水温があがってきて新もの時期になってきている。よく水洗いして、乾燥、粉末にして青海苔粉として市場に出回る。また、これより糸のりとも言われる高級なスジ青海苔は河口域の汽水域に冬季育つ。

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04 2001/06/27 伊豆半島東伊豆町稲取の海防の松 午前9時

 この立派な松は幕末に海防の為、植えられた松である。幕末になると伊豆半島に頻繁に外国船がやってくるようになり、海岸の景観を船から遮蔽する目的で松が稲取地区から隣の片瀬地区にかけて植えられたとゆかりがかかれてある。
 この稲取天草組合のところでも3〜4本あり、その間隔はおよそ10mおきくらいである。それでどのくらいの遮蔽効果があったか危ういところであるが、いまでは立派な松になっていて、往時をしのばさせてくれる。
写真の右手が稲取港である。
 ここから向かいの伊豆大島に定期航路がある。

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05 2001/07/10 瀬戸内海松山沖の日の出

午前5時35分、瀬戸内松山沖の日の出。前日午後10時25分神戸中突堤を出航した関西汽船「サンフラワー・コバルト」は予定どおり航行。「サンフラワー・コバルト」;総トン数,9300トン。全長153M、幅25M。航海速力22.4ノット。
 松山観光港に午前6時すぎに入港するべく、瀬戸内を通過する。入港前午前5時35分ごろの日の出の様子である。
 今年は空梅雨であるのでもう少しはっきりしたところが見えるかと期待するものの、海上はほぼ無風状態で一面ガスっていた。わずか島影がみえる程度である。
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06 2001/08/06 鳴門海峡大橋からの渦潮

 神戸から明石大橋、鳴門大橋とわたり徳島へバス「阿波エクスプレス号」にて入る。所要時間は約2時間5分。料金片道3200円。
 鳴門大橋にさしかかると左手に渦潮が巻いているのを見ることができる。渦潮の間近を船が航行していく。
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07 2001/08/12 知多湾を南下のLPGタンカー

 愛知県は知多半島の東側、師崎沖を南下していく大型のLPGタンカー。三河湾と伊勢湾に分けている知多半島であるが、東側の三河湾側はさらに半島の先端の師崎より北側の内湾を知多湾とよんでいる。
 知多湾の沿海部は武豊町、半田市そして三河部の高浜市、碧南市があり衣浦(きぬうら)港となっている。
 写真のLPGタンカーは喫水線があがっているところから火力発電所へLPGガスをおろし戻るところと思われる。巨大船の通過にはこの先の師崎水道、伊良湖水道があり、パイロット船2杯が500mから1000mほど前で先導していく。
 水道近辺は岩礁地帯で絶好の釣り場であり遊漁船もおおく、そこを通過していくときに拡声器で注意をよびかけ通過していく。
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08 2001/09/02 ハゼ釣り

 9月に入って最初の日曜日である。潮時も大汐でハゼ釣りには最適な状況である。ここは半田市の阿久比川河口である。両岸の護岸も昨年来の工事も完成し、絶好のハゼ釣り場になっている。
 時刻は汐の満ちこみ中で午後4時近く、家族づれや夫婦づれでおもいおもいのスタイルで糸をたれている。ハゼ釣りはだれでも手軽にでき、楽しめるつりである。
 今日のところはまだ数はあまりあがっていないようであったが、これから汐ごとに大きく、数もでると思われる。
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09 2001/09/16 ハゼ釣り2

 9月の2回目の大潮である。2週間前と同じ場所へ出向いてみた。今日も家族づれが多く、両岸はさおがならび、にぎやかなことである。
 ある一団は2家族づれ、9人でさお7本だしていた。そのうち小学校の低学年の子が2人、真剣である。さおをあげてみるものの一向にハゼはつれず、えさのゴカイがくっついていて、あれっという雰囲気である。今年は知多半島は夏が暑く、ハゼも影響をうけているのかもしれない。
 夕方の5時すぎには写真の岩場はもちろん、その上にクーラーボックスをおいてあるコンクリート面まで汐があがってきて竿じまいとなった。
 結局、釣果は全員でハゼ4匹だったようである。多分、から揚げになったことと思われる。
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10 2001/09/30 グアムタモンビーチ

 社長通信では今回はじめての海外の写真である。グアム島のタモンビーチ、グアム島は日本の淡路島とほぼ同じ面積、人口は15万から16万人である。
 名古屋から3時間40分ほど、日本との時差は1時間、東に位置する。この写真のビーチはタモン湾のビーチで、海岸沿いにはホテルが立ち並んでいる。水はきれいなものでさんご礁内の海は波もなく泳ぐに適している。
 波立っている先は外洋になり、ここではフィリッピン海になる。さんご礁内には海底にナマコらしきものがいたるところにいて、少し異様な感じはするが別に害にはならない。
 この他にもグアムには湾が数多くあり、それぞれに魅力あるところである。南部のココス島近辺は珊瑚礁のきれいな海がひろがり深さにより4種類ほど色合いがみえる。
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11 2001/10/15 伊良湖水道

 午前7時、愛知県は知多半島の先、師崎港からいっせいに遊漁船が出航する。目的地は神島沖約10kmの瀬、ねらいはハマチである。少しでも早く目的地に着いて、良い場所を確保しようとしている。
 途中、神島の東、伊良湖水道を抜けて目的地へ高速で向かう。伊良湖水道は名古屋港、衣浦港へ入る船の出入りがはげしいところである。ここのあたりも格好の瀬になっていて遊漁船がびっしりはいっている。ねらいはマダイ、ワラサ(ぶりの手前)である。
 常連客の人の話によると、ここ1,2年はつり船も不況の波にあいお客も少なくなっているとのことである。

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12 2001/12/08 樫野崎灯台

 和歌山県は串本町の串本大島の樫野崎にたっている灯台である。明治3年の創設で洋式石造りでは日本最古の灯台になる。樫野崎は大島の東端になり、ここから南側岩礁が多く、海金剛といわれる断崖絶壁が連なる。
 明治23(1890)年6月にはわが国と修好使命を終えた帰国途中のトルコ軍艦エルトゥールル号が暴風雨にあい遭難している。乗員656名のうち助かったもの僅か69名、必死の思いで灯台をたよりに島に這い上がったと言われている。近くにはトルコ軍艦遭難慰霊碑、トルコ記念館があり、当時をしのばせている。

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13 2002/01/20 大寒の駿河湾

 今日20日は大寒である。今年は寒にはいっても寒らしい寒さはいまのところ来ていない。ここ駿河湾は午前11時30分、穏やかな海である。
 駿河湾の水深は2500mと非常に深く国内最深である。ちなみに2位は伊豆半島の東に位置する相模湾で1500m、ついで富山湾でその最深部は1200mである。この3つが日本三大深湾である。
 ここ駿河湾は1/3〜1/10の急深度で駿河湾へ落ち込んでいて大きな波が打ち寄せる。そのため消波ブロックも大きなものがしっかりいれてある。
 ここ駿河湾でとれるさくらえびは名産品である。
(写真キャプ:a 富士山と大寒の駿河湾 b 画面遠く、水平線に伊豆半島がみえる)

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14 2002/01/28 新しいリンク先、成山堂書店

 日本海藻協会ででいつもお世話になっている成山堂書店さんとリンクしました。
 成山堂書店さんは海事、交通、航空、気象、水産、マリンレジャーの専門出版社です。いつも興味ある新刊を案内してもらっています。
 全100巻の企画、ブックスシリーズ
身近な天気から宇宙まで。話題豊富な気象の本。・・・気象ブックス
海や生き物のわかる本・・・ベルソーブックス
陸・海・空の交通の話しをやさしく解説・・・交通ブックス
 帆船画集・写真集がまもなく発売予定でこれも興味をわかせます。
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